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はたらく理由。

2010/02/06 15:27

 

 

  よく晴れた冬の日は

 冷たい空気が澄んでいるせいか

 青空がいっそう蒼いですね。 

 そうこうしているうちに2010年も2月が

 始まりました。

 みなさま、いかがお過ごしですか。

 

  

 

 (またもや気まぐれ更新になりつつあります。

 忙しさとブログ更新率は無関係。なぜもまあ

 根気が続かないのでしょうか)

 

 ちょっと考えられないぐらいの

 厳寒で、毎日、ダウンにマフラー、

 タイツにブーツ、革手袋の重装備。

 それでも、うちの近くの公園では

 が咲き始めました。

 このブログがもたもたしている間に

 春はそこまで来ているのでした。

 

 ◇

 

 JALの破綻で幕を開けた2010年。

 経済不況の米国ではトヨタ車の不具合が

 勃発し、これも何とも日本経済に

 不穏な影を落としつつあります。

 春は近くとも、相変わらず景気はぱっとしませんね。

 

 それでも、毎朝、寒さの中を通勤するひとたち、

 満員電車の東西線で日経新聞にかじりつくひとたち、

 お店や道路やそこかしこで働くひとたち、

 あるいはリクルートスーツで道をゆく就職活動中の

 学生をみると いろいろあるけど、

 みんなどうにか生きているのだ、と思うのでした。

 

 

 そもそもが経済音痴のくせに

 コトの流れで経済取材が仕事の私ですが

 それでも面白いと思うのが、

 経済の取材というのはまさに

 「働くこととは」の取材だからかもしれません。

 それは、何も経営者のインタビューや

 情報合戦、記者会見といった場に限りません。

 

 ◇

 

 

 先日、とある金融機関の取材で

 アレンジの広報の女性(20代半ば)と一緒になったときのこと。

 本社とは別のビルで一連の取材を終えて

 一緒に寒さ厳しい外に出るときに

 例のごとくダウンを着込む私は

 彼女がパンツスーツのままなのに気づきました。

 

 「あれ、上に何も着ないんですか?」と聞くと

 「営業時代に、(会社の)営業時間中は外回りで

 コートは着ないと習ったんですよ」と、にっこり。

 外は真冬の冷気に北風が吹きすさび、

 体感温度は5度もないでしょう。

 それなのに、手袋ひとつしないというのです。

 

 営業ならば一日に何軒も廻るのに、

 いちいちコートを着たり脱いだりするのも手間だし、

 そもそもぬくぬく着ぶくれで

 お客さんを廻るものではない、ということなのでしょう。

 

 ちょっと、撃たれてしまいました。

 

 日本で名を知らぬひとはいない

 大手金融機関ですが、それを支えるのは

 こうしたたたき上げの営業姿勢。

 むしろ一流の矜恃があるからこそ、

 新人育成が厳しいというのもあるでしょう。

 真冬のコート問題はそれこそ、氷山の一角で

 そうした規律や心構えはおそらくいろいろあり

 中のひとには当然なのでしょうか。

 

 ある意味コテコテかもしれませんが、

 その働く心意気たるや、

 自分より年下の彼女のプロフェッショナルぶりに

 冬場常時重装備のこちらは頭の下がる思い。 

 こういう話に弱い私はなんとも、ぐっときたのでした。

 

 体育会系的精神論と、いなすひともいるでしょうし

 効率を重視すれば生まれないやり方でしょう。

 さらに言うならばこの場合、

 彼女がこうした方針に疑問や反発を

 感じていたり、自分なりに納得していなければ

 その行動は美しくない。

 でも、ひとつの仕事のやり方として

 納得して身につけているところが

 (だって、誰も見ていないのですよ?と思うところが

 そもそもへなちょこな私なのですが)

 やっぱり、凄いと思わせられるのです。

 

 

 

 そのまま、地下鉄の入り口に消えていった

 その人は、やっぱり輝いて見えました。

 わたしは、その後、なんとなくマフラー手袋はせずに

 歩いて帰ったのでした。(←しょせん、その程度)

 

 

 なお、これでやっと

 真冬でもコートなし、マフラーなしの

 スーツ姿の男性が街を行き交う理由が

 分かったのでした。

 これまでは「目に寒い!」(←すみません)

 と、極度の寒がりの私はいぶかしくすら

 思っていたのですが、営業中だったのですね。

 まあ、冬場も晴れている太平洋側の

 気候のなせる部分もあるのでしょうが。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

カテゴリ: マネー・経済    フォルダ: 仕事考。

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年末のひそやかな試み。

2009/12/22 16:15

 

 (※本日はさんざ、とりとめのない話です)

 

 12月も終盤を迎え、

 日毎に暮れが押しせまってきましたね。

 寒さ嫌いではありますが

 小さな頃から年末年始のこの時期が好きです。

 

  一年を振り返り、仕事納めや学業修了、売り尽くし・・

 年忘れモードになり、みんなで

 「一年、あっとういう間でしたね」

 「今年もいろいろありましたね」と、言い合う。

 なんとなく、今年起きたあれやこれやも

 許し合えるような気持ちになってきます。

 

 年末にはなぜか

 「年内に会っておかねば・・」と

 懐かしい人たちに会う機会が多いのも嬉しいものです。

 

  

 年が明ければ、まっさらな一年が始まります。 

 

 ビルの谷間からのぞく、

 師走の空がこんなに青いのも清々しい。

 

 

 

 

 

 ところで、わたしは活字フェチです。 

 毎週、定番2冊プラス目についた数誌の雑誌と、

 それとは別に新刊、文庫本を買い、

 仕事ですので、毎朝新聞は複数紙読み散らす。

  

 うちは、まるまる一部屋を配偶者の洋服と

 (着ないモノも捨てないので増える一方。

 信じられません)

 壁一面の本棚に入りきらない本

 (読まないモノも捨てないので増える一方。

 こちらは気になりません)

 のために使い切っています。

 エンゲル係数ならぬ活字係数については

 深く考えないようにしています。

 

 

 さて。そんな今年もいろんな本に出会いましたが

 年末の慌ただしい中、ちょっと心に刺さる本。

 

 

 ※「オノ・ヨーコ 今あなたに知ってもらいたいこと」(幻冬舎)

 

 ジョン・レノンには会えなかったけれど

 この方の新刊が読める時代に生きて幸せです。  

 細かな内容はあえて触れませんが、ひとつだけ。

 

 ジョン・レノンの死後、

 どんなに多くの恐怖や裏切りを子供と共に味わい

 生前も含め、いかに世界中からすさまじい

 バッシングを受けたかは、

 過去にもいろいろ書かれています。

 この本では、それをやっと乗り越えたという下りがあります。

 

 

 そしてその乗り越えかたが、ちょっと凄いのです。

 

 

 それは、嫌がらせや中傷をしてくるひとたちを

 「祝福する」というもの。

 夜ベッドで、頭に浮かんだひとたちを無心に

 祝福する。そのひとたちのために祈る。

 すると、恨みが薄れ、やがて不思議なことに

 「祝福されたひとたち」からの攻撃がだんだんと

 鈍ったというのです。

 

 これは不思議なようで

 信じられる話。

 誰かのために祈るというのは

 自分の中に蓄積された怒りや憎しみを

 解き放つ行為なのでしょう。

 

 

 ◇

 

 今年もいろんなことがありましたよね。

 悔しいことや悲しいことも、きっとあったでしょうけど

 大先輩に倣って、

 大切なひとも、うまくいかなかったひとのことも

 頭に浮かぶ誰彼を

 祝福してみるのはいかがでしょう。

 けっこう、いい年が迎えられそうでは

 ありませんか。

 

  

 

 

 

 

 

  

 

カテゴリ: その他    フォルダ: 時代考。

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「消費」だけが快楽じゃない。

2009/12/16 17:46

 

 

 先日、ある取材先の方々と飲んでいて

 「クリスマスの在り方の変遷」ついて

 話題となりました。

 

 (経営マターも大切ですが、こういう

 日常的なトピックにみる現代人のモノの考え方も

 非常に興味深いものです。

 と気取ったところで、まあ単に飲み会ネタですね)

 

 バブルの頃を生きた先輩方は

 イヴには彼女のためにフレンチレストランを予約し

 お泊まりホテルもハイクラス。

 プレゼントは貴金属。

 イブの翌朝はホテルのロビーに

 チェックアウトの行列。

 という、今ではちょっと冗談のような

 (と、私は思います)

  クリスマス行事こそがクリスマスだった。

 みんなそれを目指し、ある層は実行し

 ある層はランクを落とし、ある層は憧れで終わった。

 

いずれにしろ、ある理想のクリスマスの過ごし方〟

 多くのひとが共有していた時代があったそうな。。。

  

 

 という話になり、その場にいたのは

 たまたま30代前半組男女だったので

 「ちょっと信じられなーい」という点で

 一致したのでした。

 バブル終焉とあいなり、

 もうちょっと下の世代以降は

 もっとラクになったと思います。

 まったり家飲みをしたり

 家族と過ごしたり、

 あるいはしっかりバイトや仕事だったり

 単に友達と居酒屋だったりでも、

 さほど気にならない。

 そもそも日本列島を貫くブームや流行が不在なので

 そんなものに振り回される必要はないですから。

 

 おそらくこれには、

 マスメディアの影響力の低下も大きいと思います。

 インターネットの登場で情報は細分化され

 多くのひとのモノになり、メディアがコントロールするのではなく

 メディアをコントロールする時代になっている。

 

 ですから、メディアがいくら焚きつけても

 かつてのクリスマスやバレンタインデーのような

 新たな季節イベントや流行は

 さほど浸透しないのだと思います。

 

 そしてかつてのマスメディアが

 ブームを通じて焚きつけようとしていたのは

 「消費マインド」だと思います。

 恋愛も海外旅行もグルメもファッションも 

 ハネムーンも健康も消費の手段です。

 そして消費は快楽であり娯楽だったと思います。

 

  

 さて。

 いきなりここでデフレ世代の話に

 戻るのですが(前々回からしつこく)

 おそらく、消費による快楽が、現代では

 ある程度飽きられたり

 飽和したりしているのではないでしょうか。

 

 では、そんな時代の快楽とは何か。

 おそらく、いま、足りないもの。

 マテリアルの消費社会で希薄になった

 コミュニケーション・・家族、自然回帰、

 コミュニティー、節約志向、ひととのつながり・・ 

 などでしょうか。

 このあたりがキーワードとなって、

 新たなニーズや

 それを捉えたビジネスを

 生み出していくカギとなっている気がします。

 

 

 

 

  なお、ひとごとのように書きましたが

 業界にいる身としては、

 マスメディアのこれからについても、

 本当に考え込んでしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリ: マネー・経済    フォルダ: リッチ。

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日銀短観にみる気分。

2009/12/14 10:44

 

 

今朝は、3カ月に一度やってくる

「日銀短観」の発表日でした。

日銀の2階広報ルームで8時50分の解禁と

共に電話をかけに部屋を飛び出すのは、

なかなか緊張感のあるものです。

 

ところで、担当になって思うのが、

つくづく景気は気分でつくられるのだということです。

 

12月の短観は大企業製造業でマイナス24で

9月調査から9ポイントの上昇でした。

相変わらず悪いけど、ちょっとマシになった

というところでしょうか。

 

大々的に報じられるこの数字は

(この場合大企業製造業で)

景況感が「良い」と答えた企業から

「悪い」と答えた企業の割合を引いた数。

つまり、気分のアンケートなのですね。

 

同じ状況にあっても

「ああ!だめだ!」と思う経営者が多いと

数字は悪くなり

「まあ、どうにかなるでしょ」

というタイプが多いと良くなるわけですよ。

なんと、移ろいやすいはかなげなもので

あることでしょう。

 

今朝、午前7時台の日銀界隈。

寒々しい12月の風景でもありますが

きりっとした、清々しい冬の朝でもある。

見るひとによって景気も世界も違います。

 

 

ところで、まったくの余談ですが

最近うちでは

デフレ買い」という現象が起きています。

これはショッピングで買うべきか

見送るべきか、迷ったときに

デフレ解消のため。内需拡大のため」

を大儀名文に、買う方を選ぶ。という行動です。

単に衝動買いの正当化では・・・

という声も当然ありますが、

これもデフレ時代の、

ひとつの消費行動なのでしょうか。 

カテゴリ: マネー・経済  > 金融    フォルダ: 仕事考。

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退社時刻にみる働き方ギャップ。

2009/12/11 15:55

 

 

 冷たい雨のせいか昼間から夕方のような金曜日です。

   こんな日は早く帰って家族とご飯を食べるか

 適度なところで仕事を切り上げて

 親しい人とさくっと飲みに出かけるか。

 いずれにしろ、早々店仕舞いがしたくなるものです。

 

 ◇

 

 ところで、

 冬の雨の日に夜回り(夜の取材。主に昼間会えない取材相手

 の帰宅を狙う)で、幹部の自宅前で

 待ち続けるのは相当、根性がいります。

 極度の冷え性、冬嫌いの私にとっては

 涙の出そうな苦行です。

 こんなとき、記者はある程度マゾヒスティックな

 方が良いのではないかと思ってしまいます。

 

 さらに住宅街で待ち続けていると、

 散歩中の犬が私を凝視したり

 私の前で動かなくなるのが本当に困ります。

 夜中にひとりで立ちつくす、妙齢の女子。

 何か異様なものを感じるのでしょうか。

 

 飼い主も、犬の気持ちは良くわかりつつも

 (やはり変だと思っていることでしょう)

 気まずいので綱を引っ張るのですが

 犬が踏ん張るので、そのままアスファルトを

 引きずられていくことも、珍しくありません。

 

 でも雨の日には、そんな犬の散歩すら少なく

 本当に心細いものです。

 

 ◇

 

 話はそれましたが前回書きかけた

 「デフレな時代の生き方」には当然

 「デフレな時代の働き方」が含まれると思います。

 どんどんモノを作れば作るだけ売れた時代

 仕事をすればするほど業績が上がった時代に

 「残業をする人」はつまり、仕事のできるひと、

 ストイックに会社に貢献している人

 であったことは想像できます。

 

 しかし、ものが売れず少子高齢化で国内市場が

 縮小する今、利益を上げようと思ったら

 コストを削減するのが手っ取り早い。

 となると、いかに効率的に仕事をできるかが

 「仕事のできるひと」になりゆくのは理解ができますね。

 

 しかし、日本人あるいは組織のマインドはそれほど

 素早くは変わらない。今は滅私奉公的に働くひとを

 評価する流れと、効率的に働き公私を充実させるひとを

 評価する流れが、社内に混在する時代では、ないでしょうか。

 

 それがよく表れるのが、

 仕事の切り上げ方だと思います。

 先輩より早く来て先輩より遅く帰る。

 これが常識だとして育った人には、

 残業する先輩を尻目に、さくっと帰る年下社員

 信じられない。まではいかなくても、快くはない。

 

 一方、自分の仕事を片づけたのだから

 プライベートを充実させるなり、勉強するなりに

 シフトする人にとっては、率先して残業しているひとに対し

 「時間給を下げているだけ」と思ったりもする。

 

 もちろん、このへんの考え方の由来は

 年代の違いがすべてではありません。 

 大手企業ほど、効率化を実践していますから

 仕事仕舞いはどんどん早くなっています。

 もちろん誰でも、徹夜覚悟で仕事をせざるをえない

 時期はあるでしょう。

 そうはいっても世代に寄るものが

 少なくないのは事実でしょう。

 

 ただ、日本の経済が伸び悩む今、

 量よりも質に、ひとびとの生き方がシフト

 していくのは当然ですね。

 給与が増えないのなら、そのぶん

 プライベートの時間を増やし

 内面の豊かさやゆとりを求めたい。

 ものを増やすことよりも、

 減らしても豊かに暮らせる

 生活スタイルのために、お金を使いたい。

 

 ものが売れないというより、

 お金の使い方が変わる過渡期にあるのでは

 ないでしょうか。

 

 お金の使い方ならず、働き方、生き方の

 転換期が、はからずとも今回の不況で

 もっと進む気がします。

 

 雨降って地固まる、とでもいうのでしょうか。

 そう考え方を切り替えてみると

 この冬も、そんなに寒くはないかもしれません。

  (なんとなく、生ぬるい結論になってしまいましたが

 このテーマは最近、ずっと考えていますので

 続きはまたの機会に。)

  

 

 

 

 

 

カテゴリ: マネー・経済  > 金融    フォルダ: 働き方

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デフレ世代の生き方。

2009/12/09 17:40

 

 

 寒さが一段と厳しく、街の銀杏が黄金色です。

 すっかり季節は冬ですね。

 

 ほぼ閉鎖されたものと思われているこのブログですが

 訪れてくださっている皆様、本当にすみません。 

 ある同期入社男子から先日、

 「お前、ぜんぜん更新してねえな」と指摘を受けました。

 いろいろと思うところがあって

 「わたしはブログに向かないの」

 と述べたところ

 「それは自分に負けている!」(←お酒入っています)

 と言われてしまいました。

 で、「そうかもー」と、あっさり翻意する、

 一貫性のない私なのでした。

 

 ◇

 

 さて。 

 今年の冬はことさら寒さが身にしみます。

 去年は金融危機直後で、もっと深刻な経済状態だった

 はずなのに、今年の方がもっと寒いのは

 一体、どうしてなのでしょうか。

 

 それは、ひとえにもっと肌身に感じる

 不況だからだと思います。

 (もっと言うと、阿比留大先輩も書いてらしたように

 うちの会社のボーナスががっつり減ったからともいえます)

  

 

 11月20日には政府がデフレを宣言。

 会見ではあれほどデフレの定義云々にこだわっていた

 日銀の白川総裁もデフレを追認。

 就職氷河期は凍り漬け、解雇・減給は

 なにも珍しい話ではなくなってしまいました。

 

 経済分野の取材をしているがゆえに余計

 気になるのかもしれませんが 

 「減給で帰省をやめた」との声をしばしば聞きますし

 行きつけのヘアサロンは

 「お客さんほんと減ってます」と力説。

 (とっても空いていました)

 

 一方、 我が家の最寄り駅構内にも

 ユニクロのミニショップができて

 最寄りスーパーはやたらポイント還元を増発。

 地下鉄の会社員はマクドナルドのクーポンを熟読しているし

 「安い」「お得」「節約」ニーズは強いことを実感します。

 

 まあ、そもそもが豊かな国の不況ですから

 即座に飢えたり病に伏す人が

 あふれるわけではありませんが

 やっぱり不景気は滅入ります。

 

 デフレ宣言で改めて実感したのですが

 政府のデフレ認定は2001年3月から06年6月。

 そして2009年11月~?となります。

  なんと2000年に入社した私は、社会人人生の大部分が

 日本経済デフレ期なのでした。

  

 〝猛烈社員〟的な生き方は

 今の30代前半以下ぐらいから

 どんどん薄まっているように思います。

 「草食男子」なる言葉を生み出したのも

 この世代でしょう。

 

 でも、デフレな日本にどっぷり浸かり

 それでも楽しく生きようと思ったら

 「あれもこれも欲しい」「24時間働きます!」

 よりも、仕事とプライベートの時間のバランスとをりながら

小さいけれど確かな幸せ求めるようになるのは

 けっこう、自然な流れのようにも思います。

 

 もちろん、物価安→企業収益減→給与減→購買力減

 →さらなる値下げ→企業収益減→不況

 のデフレスパイラルはこりごり。

 元気な世の中を

 望んでいる気持ちに変わりはないのですが。。

 

 ただ、意外とこうしたデフレ世代の生き方に

 デフレ脱却のヒントがあるようにも思うのです。 

 長くなりますので、続きはまたの機会に!

 

 

 

 

 

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しごとの香辛料。

2009/08/04 16:57

 

 

 できることなら

 波風、軋轢など生まない

 人生に越したことがないわけですが

 仕事柄、ピースフルな気持ちに溢れた人生は

 あまり望めないのか。

 と、思うことがあります。

 

 そもそも、ニュースというのは

 多かれ少なかれ、平時にはない

 事態を指すのですから

 それでもって食べている限り

 平穏では商売あがったりなわけですし。

 

 ただまあ、どんな仕事にも

 その仕事なりの苦労や軋轢や

 疲労感があって、

 それらとどう付き合っていくのかが

 長く働くこつなのでしょうか。

 

 それらは

 料理におけるスパイスみたいなもので

 入れすぎると食べられたものではないように

 軋轢、苦労、プレッシャーが過ぎると

 仕事自体ダメになりますが

 なければないで、味気ない、つまらないものに

 なってしまう。

 その辺のさじ加減が、また難しいのでした。 

 

 

 

 煮詰まったときは物理的に

 「移動」するのがいいようです。

  

 

 

 走るとか、ドライブとか、バイクですとか

(※わたしの場合、バイクは「後ろで座ってるだけでは」と

 いう説もありますが)

 

 

 旅とか。

 

 

 

 

 高いところに登るとか。

 

 (※ところが、今登るとあんまり高く感じない

 ことを発見。

 周囲に高層ビルが建ちすぎて。

   ※2写真はいずれも、ある週末)

 

 昨夜は夜勤で会社でした。

 

 ふだん、クラブづめで

 会社の人とはめったに

 顔を合わせないのが現場です。

 

 でも、ときどき、社に上がってみると

 みんないろいろありつつ

 〝香辛料〟のさじ加減をみつつ

 働いているのだよなあと、

 ときには自分の会社に思いを

 馳せることになるのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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アリコ情報流出にみるほころび。

2009/07/28 20:03

 

 

 最大13万件の顧客データ流出で揺れるのが

 保険会社の外資最大手アリコジャパンです。 

 

 当初は、報道各社からの会見要請にもかかわらず

 アリコプレスリリースと呼ばれる紙を一枚配ったのみ。

 広報担当者が電話対応するだけで、

 これは広報サイドも取材側も、悲惨なことになります。

  

 「問い合わせが集中すると電話をしてる側から

 机の前に電話待ちのポストイットが

 何十枚も連なることになり、気が狂いそうになります」

 

 とは、ある企業広報担当者の方の弁です。

 

 とはいえ、こちらも仕事ですから

 答える側も必死なら聞く方も必死です。

 

 

 ようやく開かれた、27日午後7時からの会見で、初めて経営陣の

 説明を聞きましたが、これなら初めから

 やればいいのに、と思わずにいられません。

 不祥事に関しては 

 情報を小出しにすること、

 公の場での説明を遅らせること、

 経営陣が出ないことー。

 これらのメリットは、まったくないと思います。 

 

 会見が日銀の円テーブルで開かれた関係上、

 わたしはある役員の隣席でした。

 代表者が質問に答えている間、ふと隣を見ると

 膝に置かれた手が震えていました。

 記者の質問に答えた後に「まずかったかな。ダメだったかな」

 と、心ここにあらずという様子で

 つぶやいているのが、耳に入ってきます。

 

 取材対象者には必要以上に感情移入しないこと

 ましてや同情しないことが大前提と考えています。

 (取材は先入観をもってしまうと事実を歪曲してしまうため)

 とはいえ、今回の情報流出が悪意ある持ち出しだった場合、

 対応する担当者のこうした横顔をみるにつけ

 気の毒な部分はあります。

 (責任ある立場ですから対応は当然とはいえ・・・)

 

 しかし一方で、間の空いた会見の設定と

 歯切れの悪い会見内容、担当者の動揺ー。

 何より、クレジットカード情報の流出・不正利用という

 致命的な問題発生に、

 親会社AIGの経営危機以来、

 アリコの先行きに漂う不穏な影のようなもの

 を、ふと感じてしまいます。

 

 アリコは売却交渉下にありますが

 買い手側との折り合いもつかず、

 着地点は見えていません。

 

 

 AIGが世界大手から転落した今、

 数ある他の大手保険会社ではなく

 日本事業のカオだったアリコ

 この問題が起きたこと

 単なる偶然であるとは、どうしても思えないのでした。

 

 人間も企業も国も、

 そこに表れたほころびは、

 もっと大きな何かを暗示していることが

 あるように思います。

  

 

 

 

  

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ビジネスとご飯の関係。

2009/07/16 19:08

 

 

梅雨が明けましたね!

潔く夏です。

 

 

 

 

 「今度、お昼でも」

 「一度、夜いきましょう」

 

 というのは、ビジネスで欠かせない

 ご飯を一緒に食べる

 という誘い文句ですね。

 仕事ではほぼ初対面の相手と、いきなり

 ご飯を食べるケースがままある。

 

 つかず離れずと言われる現代でも

 ゴルフや社員旅行文化は弱まれど

 食事×仕事は欠かせないように思います。

 

 一度、ご飯を食べた相手に対しては

 そこで詳細なビジネスの話がなかったとしても

 本能的に親近感をもってしまいます、事実。

 

 おそらく食事は本来的には

 家族や恋人、親しい友人と

 するものであるため、方向性として 

 食事を共にする→親しい間柄という

 軽い錯覚を呼び起こさせるのでしょうか。

 

 

 ◇

 

  ビジネスにご飯が欠かせないのは

 よしとして、最近考えるのが、

 お酒はどうなのか

 ということです。

 

 「最近、飲まないやつ増えたよなあ」

 という、寂しそうな(年配の方に多い)嘆きを

 耳にすることがしばしばあります。

 (わたしも寂しく思います)

 

 

 キリンとサントリーの統合の背景にある

 国内市場縮小は

 少子高齢化に加えて、国内若年層の

 アルコール離れも多分に

 影響していると思われます。

 

 

 

 これは、パーティーや家飲みも

 さることながら

 ビジネスシーンでの

 「飲みの席」の減少

 が大きいように思います。

 

 

 お互いリラックスしたり

 本音を聞き出したいとき

 いつもと違うモードで話を詰めたいときに 

 確かにお酒は有効です。

 ただ、お酒を飲めない人と

 飲める人とで、相対的に仕事でメリット

 デメリットが生じるかは疑問。

 

 というのも、 

 いけるクチの私も

 飲んでうち解けたり、本音を聞けたと思う半面、

 飲み会の後に仕事をする気にならない

 睡眠時間を削ってしまう

 ときに飲み過ぎてしまい、翌朝死ぬ思いをする・・

 といったデメリット要素も少なくない。

 ちょうど相殺されているように思うのでした。

 

 二次会、三次会には流れない

 あっさりした人間関係の一方

 翌朝の高い生産性、経費の削減には

 なり得ているかもしれません。

 

 でも、いつもいつも

 「あんまり意味がない」

 「飲んで、結局問題は解決されていない」

 「べつにネタに(仕事に)つながっていない」

 からといって、

 〝あんまり意味がないことを〟排除した

 世の中が、なんだかモノ足りないのも事実なのでした。

 

 でも、これは

 酒飲みの言い訳なのでしょうか。 

 でも、お酒が飲めなくても

 「飲み会が好き」というひともいますし。。

  

 

カテゴリ: マネー・経済  > 経済政策    フォルダ: 仕事考。

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夏の来た日。

2009/07/13 13:05

 

 

 関東地方の梅雨はまだ明けていませんが

 空気や空はすっかり夏めいてきました。

 解散総選挙の日程も決まり、

 今年は暑い夏になりそうですね。

 

 都議選、私は直接は仕事に関係なかったのですが

 配偶者は出勤でした。

 夜更けに帰って夜食を食していましたが

 まだ高揚感があるようでした。 

 選挙はお祭りですし、そういうものは

 関わるひとに伝播するものですね。

 

 株は下がるし

 キリンとサントリーの合併協議は出るし

 (モルツ派のわたしとしては複雑。)

 そわそわした月曜日。

 

   

 

 とはいえ、眠たくなるような夏よりも

 かーっ!と暑い夏がいいです。

 先行きは不安でも、日々ひたむきに

 やっていたら、どこかへはたどり着きます。

 あとは覚悟を決めて

 起こる出来事を受け入れるしかないですね。

 

 

よい一週間を!

 

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